燃油サーチャージ撤廃だけど。。。(2020/6/1~)

燃油サーチャージ価格差の懸念

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まだ集計途中ですが。。。
2010年2-3月発券分のサーチャージについての速報です。
2009年10月から2ヶ月毎の見直しにしたANAと、3ヶ月毎の見直しを継続しているJALですが、2010年2月、ついにサーチャージの価格に差が出そうな気配です。
現在のサーチャージの価格帯は両者共、JAL的に言えばzoneB。
この価格はANAでは2010年1月まで、JALでは2010年3月まで確定されています。
ANAの2010年2-3月期のサーチャージはというと、2009年10-11月のシンガポールケロシン市場の平均値から算出されることは既にご存知のことかと思います。ってゆーか、何度も書いてるし。。。
そのケロシン価格ですが、上昇傾向にあることはサーチャージが復活しているのでわかりますよね。

毎月の平均価格はというと。。。
6月 76.5366USD
7月 72.513USD
8月 78.8088USD
9月 75.0918USD
10月 80.1486USD
11月 84.8946USD(11/11までの平均値)
となっています。
JALの2010年1-3月期のサーチャージは2009年8-10月の平均値を元に算出されており、その価格はというと、

78.0402USD

となります。
一方ANAの2010年2-3月期のサーチャージは2009年10-11月の平均値を基に算出され、途中経過ではありますが10/1~11/11までの平均値ベースで

81.4212USD

となるのです。
10月の平均値の時点で80USD超えしているので、それだけで価格帯は上がることになるのですが。。。

ということで、このままの法則で行けばzoneCになり、1段階上がってしまいます。

で、こうなることは当然予測して2ヶ月更新にしたと思うんですが。。。
今度は営業戦略的な話になりますね。
本当にサーチャージを上げてしまうのか。。。
ほとんど同じ時間帯に同じ方面に飛んでいる両者。
特定のマイルを貯めているとはいえ、少しでも安くしたいというのは今の消費者事情。
法人にとっては特にその影響が強いのではないかと思います。マイルの恩恵は基本的に個人対象ですから。。。法人プログラムもありますが。。。
そうなってくると、少しでも安いJALに客が流れる結果になりますね。
前日まで購入できるスーパーエコ割Webの強みはありますが。。。

さて、ここから先はANAの判断です。
公約通りに価格帯をあげるのか、格差による集客低下を防ぐために据え置きにするのか。。。
12月初旬に出る正式発表を待つことにしましょう。
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