2020夏スケジュール羽田増便情報
2020年夏スケジュールからの羽田発着枠増加に合わせて各地域の増便移管の情報が徐々に集まってきたのでそろそろまとめてみたいと思います。
今のところこんな感じかと。。。
アメリカ枠の争奪戦はあまりにも露骨で。。。
どこよりも早く決まってましたね。
特にデルタは成田完全撤退。
成田空港周辺に持っていたラディソンホテルを売却、敷地内にあった機内食工場も閉鎖し、同じスカイチームである大韓航空とのネットワーク強化という名目のもと、徐々に成田の以遠権路線を撤退。そのままフェードアウトも辞さぬという方針を見せてましたが、今回の枠配分では12枠中5枠を獲得。成田に残っていた5路線をすべて羽田に移管することが可能になりました。
日本国内に同じアライアンスを持つアメリカンやユナイテッドは日本の枠でいくらでもコードシェアで対応できるので、主張はしていたもののデルタ程の必死さというのは感じられない印象でしたかね。。。
オーストラリア枠は、どこも申請しないだろうとカンタスがシドニーとメルボルンを申請していましたが、急にヴァージンオーストラリアがブリスベンを飛ばすと言い出し大慌て。オーストラリア当局もブリスベンに羽田便が無いので拒否する理由もなく、会社的にも問題ないので許可されました。
オーストラリアにはスターアライアンスが無いので、ANAがシドニーに就航した際ヴァージンオーストラリアとコードシェア契約を締結した事から、この路線もANAのコードシェアになることがほぼ確定となりました。
中国は北京と上海。スカイチームとの接続かなって感じもします。中国南方はスカイチーム脱退してノンアライアンスになっちゃいましたけどね。。。
ロシアは2枠が割り当てられていて2枠ともアエロフロートかなぁって思っていたんですけど、S7がウラジオストクを飛ばすそうです。
JALもANAも成田から新規就航したばかりですが、羽田からも直行便が出るようになると供給過多な感じがして少し心配ですね。。。
ヨーロッパ方面は何というか。。。思った通りの結果ですね。
Finnair以外は成田からの移管だと思いますが。。。日本の枠も同じアライアンスに偏っているので、供給過多にならないためには違う都市に飛ばすなどの工夫が必須かと。。。アリタリアはスカイチームですが、ANAともコードシェアしてるのでね。。。
インド。。。普通に考えたらエアインディアしかないと思うのですが。。。現時点で特に情報は無く。。。日系2社も成田からの南インド路線開設したので、既存のデリーやムンバイを移管というのもある得るのかなと。。。
日系側の割り当ては決定しているものの、都市はまだ発表には至っていません。
ただ、ANAはパイロット不足を理由に成田路線を一部運休もしくは撤退することを匂わせています。
アライアンスやコードシェアの関係からある程度の予測は出来ると思います。